不眠症のタイプ
- 入眠障害: なかなか寝付けない
- 中途覚醒: 眠りが浅く途中で何度も目が覚める
- 早朝覚醒: 早い時間に目が覚めて、その後眠れない
- 熟眠障害: ぐっすり寝た気がしない
これらの症状が1ヶ月以上続き、日中に疲労感・意欲低下・集中力低下などの不調が生じる状態です。日本人の約5人に1人、60歳以上の方では約3人に1人が睡眠問題で悩んでいるとされています。
原因
不眠症の原因は多岐にわたります。加齢、ストレスや不安、生活環境の変化、睡眠時無呼吸症候群など身体的な疾患が不眠症を引き起こす可能性があります。また、過度のカフェインやアルコールの摂取、不規則な生活リズム、睡眠環境の不適切さなども不眠症の要因となることがあります。
不眠症の治療について
まず生活習慣や睡眠環境の見直しが大切です。
身体的な病気や精神疾患が合併している場合は、そちらの治療を優先して行うことで、不眠症の改善に繋がることもあります。
それでも改善しない場合は睡眠薬による薬物療法を行います。不眠症のタイプや生活リズムに合わせて医師と相談の上適切に服用することが肝心です。